Re: Blown to Bits: Your Life, Liberty, and Happiness After the Digital Explosion
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利便性と引き替えに、多くの人はプライバシーを犠牲にしているが、いずれそれは犠牲ともみなされ
なくなるだろう。また、スクリーン越しのコミュニケーションにより、旧来のアイデンティティの
意味が薄れ、別のアイデンティティの概念が生まれるかも知れない。
デジタル技術により、より簡単に意見を表明したり、誰かと通信できるようになった。だが、それら
の発言を収集したり、盗聴して解析する技術も進化している。通信技術の驚異的な発達に対して、
法的に言論の自由がどのような水準で守られるべきか、まだ明確になっていない。
クリエーターと消費者を仲介する業者は、デジタル世代になって、ますます法的な力と保護を強めて
いる。ラジオやテレビの業界でも、既存の会社が新技術と新規参入を閉め出している。アメリカが
今後向かうのは、情報の自由化なのか、それとも情報の寡占だろうか?
世界の通信量の多くは欧米間だが、これらは今後も急速に増えるだろうし、他の地域も同じだろう。
ビットの爆発的普及はまだ途中だ。ビットが世界を照らすか、歪めるかが人類の未来を形作るだろう。
参考: http://www.chrisharrison.net/projects/InternetMap/high/worldBlack.png
投稿者 6q7u9x | 返信 (0) | トラックバック (0)